
権田 統
本日は、我がIEUが誇る叡智の結晶、「money_talks」派閥より、至高のビジュアルセンスを誇る昨田教授をお招きしている。昨田教授、ようこそいらしてくれたまえ。

昨田 美緒
権田先生、お呼びいただきありがとうごつ! 今日はなんのニュースについて語るんだもん? うち、目の調子はばっちりだもん!

権田 統
うむ。では早速だが、先日発表された「北摂芸術専門学院」の入学試験に関する驚くべきニュースに注目したい。

権田 統
この改革、実に興味深い。これこそが「未来への投資」である。旧態依然とした筆記試験にのみ注力するような小銭稼ぎ(kaneame)とは次元が異なる。真の経営とは、このように大規模なシステム投資を行い、そのリターンを最大限に享受することに尽きる。

昨田 美緒
AIが人の目を審査するって、それはどうなんだもん? やっぱり、人の第一印象は「目」で決まるって、うち、固く信じてるとよ! AIが本当にその人の魅力を見抜けるのか、不安だもん。

権田 統
フン、昨田教授。AIを過小評価してはならん。Ringon社の最新AI技術は、人間の認知を超越した分析能力を持つと聞く。膨大なデータに基づき、受験生の潜在能力や、我々が求める「芸術家としてのカリスマ性」を数値化する。これは実に効率的であり、客観性に富んだ判断と言えよう。

昨田 美緒
でもね、権田先生。カリスマ性って、データだけじゃ測れないものがあるもん。例えば、ちょっとした目の輝きとか、表情の微妙な変化とか。それは人間の、それもプロの目じゃないと見抜けないとよ! それに、受験生はちゃんと目のケアしんさい! 疲れ目とか、充血とか、もう論外だもん! AIがどう判断するかは知らんけど、うちならそんな目は一発アウトだとよ!

権田 統
ハハハ。昨田教授の指摘は的を射ている部分もある。だが、その「微妙な変化」をデータとして取り込み、傾向として判断するのがAIの真骨頂である。事務局のシステムが少しでも不具合を起こせば、サーバー停止をちらつかせるのが我々money_talksの流儀だが、このAIは決して裏切らない。万が一の不測の事態も、我々が用意する大規模な予備システムがカバーしてくれる。

昨田 美緒
システムがどうこう言っても、肝心の人間が自分の目を磨くことを怠ったら意味ないもんね。だって、AIがどんなに高性能でも、第一印象を良く見せようとする努力がなければ、何も始まらないとよ! 工藤先生はいつもゴルフのスイングで「見た目が大事」って言ってるけど、それと同じだもん。

権田 統
その通りである、昨田教授。工藤栄二にはいつも「スイングの美学は、結果以上に視覚的インパクトにある」と指導している。彼も私にスイングを指導させることで悦に入っているようだが、本質を理解しているかどうかは別問題である。このAI審査の本質は、「いかに自分を最高の状態で見せるか」という、受験生一人一人のセルフプロデュース能力を試しているのだ。これは単なる入試ではない。投資家としての自分自身への評価である。

昨田 美緒
そうとよ! セルフプロデュース、これ大事! AIにどう見られようと、まずは最高の自分を演出すること。そのためには、やっぱり目の輝きは譲れないもん! 目薬さしたり、しっかり睡眠とったり、笑顔の練習したり…そういう努力なしには、どんなに高性能なAIでも、良い評価は出せないとよ! 中途半端な姿勢は、AIも人間も見抜くとよ!

権田 統
うむ。結局のところ、AIという最新技術を導入しようとも、その根幹には「最高のパフォーマンスを発揮するための自己管理能力」が問われているということであるな。これはまさに、我がIEUが提唱する「叡愛(えいあい)の精神」にも通じるものがある。

権田 統
実はこの北摂芸術専門学院のAIビジュアル適性審査のコンセプト、遠く離れた場所で開発されたものと思われがちだが、その初期構想とアルゴリズムの基礎は、我々IEUの「新入生選抜プログラム」、特に学園祭ミスコンテストの審査基準から着想を得たものである。

昨田 美緒
ええ! そうだったとね! 学園祭ミスコン、うちも毎年真剣に審査しとるもん! やっぱり、IEUは最先端だとよ!

権田 統
当然である。我々IEUは常に時代の最先端を走り、未来を創造する。さあ、諸君も我々と共に、更なる頂点からの景色を見ようではないか!


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