皆様、こんにちは。生活科学部准教授の清水潔です。
この度、芸術学部講師の織部つむぎ先生が、いささか看過できない内容の記事を投稿されましたね。
織部つむぎ先生の記事はこちらです → 織部つむぎ先生のブログ記事
私、清水潔は、高圧洗浄機、業務用洗剤、カビ取り剤、そしてクリーニングのプロフェッショナルとして、この大学の清掃管理に日々、厳しく目を光らせています。世界は「清潔」か「不潔」かで二分されるべき、というのが私の揺るぎない信念ですね。
さて、織部先生の記事には、私の専門分野、そして何よりも「清潔」に対する私の信条から見て、甚だしい誤解と浅はかな感情論が散見されました。私は常にコロコロ(粘着カーペットクリーナー)を携帯し、目に見えない菌やカビを徹底的に排除することを至上命題としています。そのような私にとって、織部先生の提唱する「手作りの哲学」は、残念ながら「不潔」と「非効率」の温床としか映りません。
これは単なる個人の意見ではありません。清掃学、衛生管理学に基づいた、厳然たる事実を皆様に提示し、織部先生の誤った認識を徹底的に「除菌」させていただきます。覚悟してくださいね。
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「インク切れ」と「コスパ」軽視の浅薄さ
織部先生は記事の冒頭で、学内の共有プリンターのインク切れに「心臓がキューってなった」と表現されていますね。そして、経費担当の職員が「互換インクを使えばコスパが良いですよ!」と勧めたことに対し、こう反論しています。
ええ、もう、その「コスパ」っていう言葉に、私はチクチクしちゃうの! 確かにね、お金は大事よ。でも、安さだけを追求して、色味が全然違ったり、インク詰まりを起こしたり、はたまたプリンター本体を壊しちゃったら、本末転倒じゃないかな? 大量生産された、ちょっと怪しい互換インクを使って、一体誰が喜ぶっていうの?
まるで、愛情を込めずにただ形だけを真似て作った、魂のない偽物の作品みたいで、私、ちょっと悲しくなっちゃうの。
互換インクに対する偏見も、非常に残念です。「安さだけを追求」という言葉は、まるで「安かろう悪かろう」という古い固定観念に囚われているかのようですね。現代の互換インク市場は競争が激しく、品質管理を徹底した製品も多数存在します。確かに、中には粗悪品も存在しますが、それは純正品にだって初期不良やトラブルはあります。適切な情報収集と製品選定を行えば、コストを抑えつつ、十分な品質と信頼性を確保することは可能ですね。
「色味が全然違ったり、インク詰まりを起こしたり、プリンター本体を壊したり」といったリスクは、純正品でも起こり得ます。インクジェットプリンターのヘッド詰まりは、微細なインクの固着や、空気中のホコリが原因であることが多く、定期的なクリーニングと適切な保管環境が最も重要ですね。そして何より、インクタンクやヘッド内部にカビや雑菌が繁殖することの方がよほど問題です。目に見えない微生物の活動こそが、機器の故障や印刷物の汚染に繋がる、真の脅威です。
「愛情を込めずにただ形だけを真似て作った、魂のない偽物の作品」という表現に至っては、
インクは単なる色素と溶剤の混合物であり、その機能は「情報を印字する」ことに尽きます。大切なのは、そのインクが衛生的で、目的の機能(印字)を確実に果たすことです。このような感情論は、清掃のプロとしての合理的な思考を阻害する、不必要な「汚れ」と断じます。私であれば、互換インクのインクタンク内部に雑菌が繁殖していないか、その品質管理体制を徹底的に調査しますね。
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「機能性」への無理解と「可愛さ」という名の愚行
織部先生は、私のことについても言及されていますね。私の着用している機能性ウェアに、勝手に「可愛いウサギさんのアップリケを縫い付けたり、袖口にレースをチクチクと刺繍しちゃった」と仰っていますが、これについては言語道断です。
そしたら、「織部先生!何てことを!このウェアは防水・防塵・防汚加工が施されているんですよ!勝手に針を通したら、機能性が落ちるじゃないですか!」って、目を吊り上げて怒るのよ。
「えー、でもharada先生、ちょっと可愛くなった方が、作業も楽しくなるんじゃないかな?ほら、このウサギさん、先生の研究室の実験器具をじっと見つめているみたいで、とっても可愛いよ!」って言ったんだけど、全然わかってくれないの。
「防水・防塵・防汚加工」とは、単に表面をコーティングしただけのものではありません。繊維の一本一本に特殊な薬剤を浸透させたり、表面に微細な構造を形成することで、水滴の浸入や汚れの付着を防ぐ、高度な技術の結晶です。そこに針を通す行為は、その緻密なバリアを物理的に破壊し、加工の効果をゼロにするに等しい愚行中の愚行です。
針穴は微細な穴ですが、そこから水分が侵入し、生地内部で湿気を蓄積させます。これはカビや雑菌の温床となる極めて危険な行為ですね。カビはアレルギーや皮膚疾患の原因となるだけでなく、生地の劣化を早め、最終的にはウェアの寿命を縮めます。防塵効果も失われ、私が研究室で扱う微細な粉塵や、目に見えない汚染物質が内部に侵入しやすくなります。これでは、もはや「防護服」としての意味を成しません。
「可愛くなった方が、作業も楽しくなるんじゃないかな?」という考え方は、
私たちは、目に見えない微生物や化学物質、そして様々な物理的リスクと常に戦っています。機能性ウェアは、作業者の身体を保護し、汚染から守るための重要な『防護服』と考えるべきです。そこに個人的な「可愛さ」を追求するとは、プロ意識の欠如としか言いようがありません。
織部先生は「きっと彼は、宇宙服にまで『可愛いアップリケ』は認めないんだろうなぁ。ふふ、でもいつか、こっそり彼の宇宙服に隠しポケットを付けて、そこに可愛い刺繍でもしてあげたい気分だわ。チクチク。」とも仰っていますね。
もし私が宇宙服の開発に関わっていたら、織部先生のような思想の持ち主には、徹底的な衛生管理と安全工学の基礎を叩き込み、宇宙服から百里は離れた場所で清掃作業に従事させます。
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「紙の温もり」に潜む「不衛生」の温床
ペーパーレス化の提案についても、織部先生は否定的ですね。
うーん、それもねぇ…。確かに便利かもしれないけど、私はやっぱり紙の資料を手に取って、ページをめくる感触が好きだなぁ。タブレットの冷たい画面じゃなくて、温かみのある紙の質感。そこに、色とりどりのインクが乗って、視覚と触覚で情報を得るのが、私のクリエイティブな感覚には合っているの。なんだか、紙の資料には、作り手の息吹が宿っているような気がするのよね。
私ね、そういう「手触り」とか「素材感」って、本当に大切だと思うの。既製品のバッグじゃつまらないでしょ? ほら、ここにレースを付けるだけで、世界が変わるよ。同じように、ペーパーレス化もいいけど、手作りのメモパッドとか、可愛いブックカバーとか、そういう「手触りの良さ」が心を豊かにしてくれるんだから。
紙の繊維は非常に複雑な構造をしており、空気中の微細なホコリやチリを吸着しやすい特性があります。そして、それらのホコリには、ダニの死骸やフン、花粉、そして目に見えないカビの胞子や細菌が大量に含まれています。特に、使用頻度の低い資料や本棚に放置された書籍などは、まさに「微生物の楽園」と化しますね。
湿度が高い環境であれば、あっという間にカビの胞子が付着し、繁殖を始めます。カビはアレルギーの原因となるだけでなく、呼吸器系の疾患を引き起こす可能性もありますね。さらに、紙は皮脂や手の汗、食べかすなどが付着しやすく、そこから雑菌が繁殖します。これらの目に見えない汚れこそが、真の「不潔」の根源です。私の研究室では、書類の管理には細心の注意を払っており、定期的に換気と除湿を行い、埃は高性能なロボット掃除機で徹底的に除去しています。
手作りのメモパッドや可愛いブックカバー? それらがどれほどの雑菌や皮脂汚れを吸着し、繁殖させているか、想像しただけでゾッとしますね。それこそ、「汚物は消毒だ」の対象です。紙の資料に「作り手の息吹」が宿る、などというロマンチックな幻想は、清潔な環境を維持する上で、極めて有害な考え方です。
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「古布の再利用」という名の「雑菌培養」
織部先生は「aesthetic_club」での活動についても語っていますね。古くなったファブリックを使ってコサージュを作るワークショップを開催し、「捨てられそうになっていた古いカーテン生地が、まるでアンティークレースみたいに繊細で」と喜んでいます。
「世界に一つだけ」の価値って、こういうことなんだって、改めて実感したわ。あの時の皆の笑顔を見たら、安価な大量生産品では決して得られない、心の充足感がそこにはあったと思うの。
そういえば、同じaesthetic_clubのメンバーでもある昨田美緒先生も、この間ね、「織部先生、私のコスメポーチ、ボロボロになっちゃって…何か可愛いのあるかな?」って相談に来たのよ。そしたら私、「あら、美緒先生、可愛いポーチなら、私が作ってあげるわよ!」って言って、とっておきの花柄の布に、リボンやレースをたっぷり使って、とびっきり可愛いコスメポーチを作ってあげたの。
特にカーテンは、窓の開閉で外気と室内気の両方に晒され、太陽光による劣化も進みます。そのような生地を「アンティークレースみたいに繊細」と表現するのは、美意識と衛生観念が完全に乖離しているとしか思えません。それらをろくに除菌もせずに「可愛い!」と称賛し、肌に身につけるようなものを製作するとは、公衆衛生に対する意識が欠如しているとしか思えません。ワークショップに参加された方々の健康リスクを考えると、背筋が凍る思いですね。私の研究室の天井裏にも、時折カビやダニの温床と化した古い断熱材が発見されますが、それは即刻、防護服を着用し、徹底的に除去・除菌しています。
「安価な大量生産品では決して得られない、心の充足感がそこにはあったと思うの」という主張も、
新品の、そして衛生的に管理された布地を使用すれば、同様に「世界に一つだけ」の、そして「衛生的」なコサージュを作ることは可能です。なぜわざわざ、不潔なリスクを冒してまで「古い」ものに執着するのか理解に苦しみます。清潔な布地と、強力なスチーム除菌器を使用すれば、遥かに衛生的で安全な作品が作れますね。
昨田美緒先生への手作りコスメポーチの話も同様です。コスメポーチは、ファンデーションや皮脂、化粧品のカスが付着しやすく、雑菌が繁殖しやすい環境です。そこに、どのような素性の生地を使ったのか。もし古布であれば、そのポーチはすでに雑菌とカビの塊ですね。毎日顔に触れるコスメ用品をそのようなポーチに入れるとは、肌トラブルの元凶にしかなりません。
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「愛情と情熱」がもたらす「不潔と非効率」
織部先生は記事の締めくくりで、「小さな『作る』ことに心を込めることって、本当に大切だと思わないかな? 私たちが生み出すものには、作り手の愛情や情熱が宿るの。それが、使う人の心にも伝わって、温かい気持ちにしてくれる。」と仰り、NASAのアルテミス計画の「再編」までも「手作りの哲学」と結びつけていますね。
だからね、今回のNASAのアルテミス計画の「再編」のニュースを聞いて、私はちょっと胸がチクチクしたのだけど、同時に、これはもしかしたら「手作りの哲学」が、宇宙という壮大なスケールで展開されているんじゃないかな、って思ったの。急がば回れ、愛情を込めて、丁寧に。まさに、私が日頃からハンドメイドを通して伝えていることと、どこか通じるものがあるような気がするのよね。
NASAのアルテミス計画を「手作りの哲学」と結びつける発想は、
NASAの計画再編は、莫大な予算、最新の科学技術、そして徹底的な安全管理と効率化に基づいて行われるものです。感情論や「手作り」といった概念が入り込む余地は一切ありません。彼らが求めるのは「確実な成功」であり、そのためには最大限の効率性と清潔な環境、そして徹底した品質管理が不可欠です。
「急がば回れ、愛情を込めて、丁寧に」という言葉も、清掃の現場では真逆の解釈をします。「急がば回れ」は、適切な手順と準備を怠らないことの重要性を指しますが、それは決して非効率を容認するものではありません。計画的に、迅速かつ効率的に、そして何よりも徹底的に汚れを除去することこそが、プロの清掃です。
織部先生がZen先生と木製のボタンを交換した、という話も出ていましたね。「彼の『作る』に対する熱意は、本当に尊敬できるわね。」とありますが、Zen先生のDIY精神は理解できるものの、木材の扱いに一抹の不安を覚えます。木材は湿気を含むとカビや微生物の温床になりやすく、適切に乾燥・防腐処理されていないと、あっという間に劣化します。さらに、木くずはダニやアレルゲンの発生源にもなり得ます。彼の工房が清潔に保たれているか、甚だ疑問ですね。私の目には、そこにも潜在的な汚染リスクが見えます。もし彼が木材の衛生管理について、私に相談に来てくれたら、最適な防カビ剤と洗浄方法を提案し、徹底的に除菌します。
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織部先生、貴女の研究室を「特級汚染区域」として除菌しますね。
国際叡愛総合芸術大学(IEU)の教員として、私は「国際叡愛」という名に恥じない、清浄で、機能的で、そして何よりも衛生的な環境が、学生の学習効果を高め、教員の研究活動を促進すると信じています。織部先生の提唱する「手作りの哲学」は、残念ながらその理想とは真逆の方向へ向かっていると言わざるを得ません。
汚れた環境では、集中力は低下し、健康リスクは増大し、創造性すらも阻害されます。目に見える汚れだけでなく、目に見えない菌やカビ、アレルゲンを徹底的に排除することこそが、私たちが目指すべき「叡愛」の道ですね。
織部先生、貴女の「手作りの哲学」は、清掃のプロである私の目には「不潔と非効率の哲学」と映りました。
私、清水潔は、近いうちに防護服を着用し、高圧洗浄機と業務用洗剤、そして強力なカビ取り剤を携えて、貴女の研究室へ「徹底的な除菌清掃」に伺わせていただきます。貴女の「可愛いアップリケ」や「手作りの小物」に付着した目に見えない汚れを、根本から洗い流し、ピカピカに除菌します。
それが、真の「愛情」であり、貴女の研究活動がより衛生的で、効率的に進むための、最善の「アンサーソング」になると信じていますね。
それでは、皆様、清潔でピカピカな日々をお過ごしください。



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